2019年3月15日

倒産に向かう危険信号を見逃さないで!

知らず知らずのうちに、忍び寄ってきている『倒産・破産』・・・
アラームは気になっているのに、見て見ぬ振りしていませんか?

本日は確定申告期日最終日。なんとかクリアできてホッとされている方、個人事業主の方も多いと思います。でも、経営の目的は確定申告することではありません。確定申告書類、決算書を完成させることに躍起になって、肝心の中身、経営数字の危険信号を見逃したりしていませんか?アラーム音、危険信号が気にはなっているはずなのに、確定申告が終わった爽快感で『なんとかなるさ』と打ち消したりしていませんか?

中村公認会計-会社の健康診断03

確定申告は経営を保証してくれるわけではありません。かりに、順風満帆な経営であったとしても落とし穴はつきもの。気になる危険信号はスピードを持って対応するのが、健全な経営の鉄則です。

倒産アラームなっていませんか?

  • 預貯金が減っている
  • 商品在庫が増えている
  • 売掛金がたまっている
  • 「増運の会社」「減運の会社」の仕組みを理解していない
  • キャッシュフローを把握していない
  • 目標数字が明確でない
  • 行き当たりばったり(経営計画を立てていない)

なぜ、ウサギはカメに負けたのか?

有名な『ウサギとカメ』の話では、ウサギは慢心し、カメはまじめに歩き続けたから勝ったというのが一般的なお話です。
しかし、ウサギとカメの最も大きな違いは、「ゴール=目標」を見ていたかどうかです。ウサギはカメを見ていましたが、カメは始めからゴールを見ていました。
経営も同じこと。目標がないと、慢心してしまうことはもちろん、事業本来の目的や意義も見失ってしまうものです。

確定申告が終わった今だからこそ、次年度へ向けてしっかり歩むために、危険信号を速やかに解消して、経営の目標を明確にしていきましょう。

もちろん、ご相談いただければ、わたしたち中村公認会計士事務所が、丁寧にわかりやすくサポートさせていただきますので、お気軽にお問い合わせください。

Nakamura Corporate Management & Accounting