2019年5月13日

会計事務所とのコミュニケーションが大切。伝えたいことをしっかりメモに。

経営を発展させる上で、会計事務所とのコミュニケーションは、
とても大切です。その場の流れに任せた話にせず、
伝えたいことはメモにするなど明確にしておきましょう。

最近、仕事力を向上させるために、メモの取り方にスポット当てた方法をよく目にしますが、相手の話を聞く時だけではなく、内容を的確に相手に伝えるために、メモを用意して臨むこともとても役立ちます。

もちろん、ビジネスの場ですから、相応の資料は用意されると思います。しかしながら、資料の内容とは別に、伝えたいこと、伝えるべきことが必ずあるはずです。
特にワンマン経営者と呼ばれるような方に多いのが、その場の流れ任せで思いついたことに話が終始してしまったり、取り繕ったりしてしまい、伝えるべきことが明確に伝わらず、その後のビジネスの進行に支障をきたしてしまうといったことです。

中村公認会計-会社の健康診断05
よく、『いい医者は、患者の話をじっくり聞く』と評価されたりしますが、『患者の伝え方次第で良い医者にも悪い医者にもしてしまう』という考え方もできるのではないでしょうか。伝える内容がトンチンカンであれば、受診する科すら間違えているのでは、なんてことにもなりかねません。

会社を成長発展させたいなら、信頼できる会計事務所と良い関係を築き、経営のビジョンを明確に伝えること、伝えておくことは必須です。

また、会計書類や決算書の目的は、単に、過去と現在を比較するためのものではありません。より良い未来を構築するために、何が必要か、何に問題があるのか、何を改善すればよいのかを把握するためのものでもあるのです。

『正しい未来予測し明るい未来を構築するために、会計事務所と経営ビジョンを明確に共有する』ということを意識してみてください。

Nakamura Corporate Management & Accounting