2020年1月20日

会計事務所だからこそできる『会社の健康診断』

紅葉までは、まだもう少し時間がかかりそうですが、気候はすっかり秋になってきました。 いざ食欲の秋! に邁進したいところですが、この時期、健康診断の診断結果が返ってきたなんて方も多いんじゃないでしょうか。

これまで『会社の健康診断』をテーマに、いくつかの記事をアップしてきましたが、お話を聞いていると、体の健康診断をしぶしぶ受けているのと同じように、「なかなか気乗りがしない」、「診断すべきタイミングがわからない」、「踏み出せない」、他にも、根拠のない自信があったりなどで、どうしても腰が重たくなるようです。

会計事務所の会社の健康診断-00

そこで、会社のお金を血流に見立てて、専門的な診断が必要な状態かどうか、簡単にチェックできるリストを掲載してみました。 さぁ、ものはためしです、人差し指でクリックするだけですから、ぜひやってみてください。

あなたの会社の〝血流(お金)〟を調査するチェックリスト

◎ 今の状況をチェックして下さい
1.現預金が限界利益の3倍以上ある。
2.半年先のキャッシュフローを
把握している。
3.毎年、利益目標を
明確に数字にしている。
4.決算書に「仮払金」の残高はない。
5.月次決算は、
毎月10月までに確実に上がる。
6.会計事務所と定期的に、
会計状態について打合せしている。
7.経営分析を行う上で、
勘定科目の設定に問題はない。
8.役員給与は税務上
効果的な金額である。
◎ 1年前と比べてチェックして下さい
1.現預金の残高は減少していない。
2.売上は減少していない。
3.売掛金の回収日数は延びていない。
4.限界利益は下がっていない。
5.労働分配率は上がっていない。
6.在庫日数は延びていない。
7.問題ある貸付金が残っていない。
8.経常利益率の変動に問題がない。
  合計

合計点数が40点以下なら、税理士に相談が必要ですよ!

会社の健康も人間の体と同じです。早期の発見・対処に勝るものはありません。現在の状態を過信したりせず、定期的なチェック、見直しで、つど堅固な経営状態を保ち続けるようにしてください。

Nakamura Corporate Management & Accounting